とうほく食育実践協会

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栄養満点、と言う名の愛情

3月12日に2018年度食育コンダクター養成講座の
最終講座が行われましたのでそのご報告です。

養成講座最後の講座は調理実習を行ったのですが、
今回は特別に食育コンダクター養成講座を知りたい人のために
限定5名のゲストさんの申し込みを受け付けた所、
キャンセル待ちが出る程のありがたい反応を頂きました!

今回お呼びした講師は以前、生協あいコープみやぎの
商品カタログに料理レシピを載せたり、地区企画の
料理提案をする活動を長くしていた料理提案グループ
「ごっつあんです」メンバーの小島里美さん。

きっとどこかの地区で、お料理を作ってもらった
経験のある人も多いはず。




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小島さんは現在、厚木市の認可保育園「くれよん保育室」にて
安全で素性が確かな食材で温かい手作りの給食と
おやつを子供たちに作っています。

くれよん保育室は生活クラブ
(生活クラブとは「生活クラブ生協」で
国産、無添加、減農薬など独自の基準を
設けているこだわりの安全食材を扱っている生協)
の組合員が育てた保育園とあって、
給食で使う食材は生活クラブのもの。
(なんとも子供たちがうらやましい!!!)

しかも洗い物も純石けんを使い、合成洗剤に頼らないという
取り組みもされているそうです。

今回は「ある日の給食とおやつ人気メニュー」と題して
三色そぼろ丼、味噌玉、お豆腐団子の
作り方を教えて頂きました。

まずはお豆腐団子からスタートです!

材料を混ぜたら一口位の大きさにし、

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蒸し器で蒸していきます。
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受講生の方も挑戦。
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そして蒸しあがったらきな粉とまぶして出来上がり!

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この豆腐団子は子ども達にも人気なのだそうです。

とても簡単だし、子供のおやつにぴったり!

お次は三色そぼろ丼です。

こちらのそぼろ丼はお肉ではなく
サバ缶と凍り豆腐を使うのですが、
くれよん保育室ではカルシウムと良質な
タンパク質をいかに摂取するかを大切に
しているとの事。

凍り豆腐は栄養が豊富だし、サバ缶も
骨ごと美味しく頂けますから、子供にも
大人にも嬉しい一品です。

凍り豆腐は水で戻したものを使用したのですが、
この戻し汁も味噌汁に使ったりと無駄にはしません。
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サバ缶は勿論汁ごと使用します。

あとは汁気が無くなるまで炒って味を整えたら完成!

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ほうれん草は家庭ではそのまま茹でますが
保育園では大量のほうれん草を茹でる必要が
あるため、先に切るのだそうです。

「根本の部分が美味しいから根本まで頂きます」
と小島さん。

ほうれん草は茹で上がったら調味料でさっと和えます。
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人参も出汁と調味料で煮ていきます。
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ここまで出来たら最後は味噌玉作りです。

味噌の中にお好みの具材と削り節を混ぜたら・・・
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ラップで丸くします。

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完成!あとはお湯を注ぐだけ。

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そして今回の料理の完成品がこちら!

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他にもおやつを紹介して下さいました。

ふるふるみかん。

柔らかいババロアの食感、
そしてなんだか懐かしい味。

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バナナパウンドケーキ。

なたね油とヨーグルトが入った優しい味。
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さつまいもクッキー。

ソフトクッキーなのですが、さつまいもの甘さが
効いていて食べると嬉しくなります。
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口にした瞬間、身体が喜ぶ美味しさとはこの事!
と思えるものばかりで、心の底から毎日こんな
料理を食べられる保育園の子供達は幸せだなあと思いました。

すべて本当に優しい(心のこもった)味。

きっとこんな優しい味を食べ続けたのなら
優しい人間が育つのではないかと
そんな事を思いました。

そして、くれよん保育室の給食の取り組みを
写真を交えながら教えて頂きました。

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和食を中心にしている事や
季節感を大切にしている事、
できるだけ安心安全な国産(地元)の
食材を使用している事などなど
栄養だけではない部分も大切にしているそうです。

出汁も煮干しと昆布で取っているとの事だったのですが、
春になると子供たちと一緒に出汁作りをするそうです!

その時に煮干しを食べてみたり
昆布をしゃぶってみたりするのだとか。

なんだかお話を聞いていたら楽しそうな光景が
目に浮かんできました。

自分が食べるものがどんなものから作られているのか
楽しみながら知る、実際に食べてみる、
それを子供の頃から体験する事ができるなんて
とても良いな、と思いましたし(何といっても
食は命の源ですから!)参考になったと
思う方も多かったのではないでしょうか。


さて、調理実習が終わったあとは
養成講座の修了式が行われました。

受講生の皆さま、本当にお疲れ様でした。

9月から始まった養成講座でしたが
専門家や生産者の話を実際に聞いて
皆様はどう感じ、何を思ったでしょうか?

皆さんの大切にしたい方々へ
どうぞ学んだ事を語り継いでほしいなと思います。

そしてぜひ実践協会の仲間として色んな活動を
共にできます事を心より願っております!

皆様と出会えた事、とても嬉しかったです。

感謝を込めて。






# by touhoku_syokuiku | 2019-03-18 16:15 | 食育コンダクター養成講座 初級

ふわふわシフォンケーキ

3月8日に食育フェス
「春は卵!今年はシフォンケーキに挑戦!」
が行われましたのでそのご報告です。

今回は、プレーンのシフォンケーキを1台作ってみよう!
という事で皆さんに作って頂きました。

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講師は食育実践協会事務局長の前田さんです。

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前田さんの手はまるで魔法のようで
ものすごく美味しいシフォンケーキを
作り出すのですが、本人曰はく
「本当は(門外不出にしたいので)教えたくないんだよね~」
と呟いていたので(笑)今回参加された方々、
とてもラッキーだと思いますよ!!!

が、そんな呟きとは裏腹に熱血指導のスタートです。

前田さんの教えるシフォンケーキに
ベーキングパウダーは使いません。

卵の力のみで膨らませるのですが、それには
新鮮で美味しい卵の力もまた、試されます。

今回の卵はそんな卵の力をみせてくれるのに
ぴったりな大郷グリーンファーマーズの
「平飼いこめたまご」を使用しました。

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お菓子作りはごまかしが利かないところがあり、
シンプルな材料で作るシフォンケーキは
作り方や、それこそ材料の力が試されます。

泡だて器の動かし方やゴムベラの使い方まで
コツがあり、細かい所まで教えてくれました。

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さあ皆さんも実践タイムです!

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良い手つき!

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オーブンに入れるまでの流れは意外にもあっという間。

無事オーブンに入れたら今度は
「上手く膨らみますように!」と
ドキドキしながら祈る気持ち。

でも皆さん、なんだかとても楽しそうなお顔で素敵でした。

焼きあがったらシフォンケーキはしばらく
逆さまにしておきます。

何だかおしゃれなライトみたいですね~。
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さて、焼いている間に食育コンダクタースタッフが
材料の事についてレクチャーをしてくれました。

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まずは平飼いこめたまごの事についての話を
して下さったのですが、卵がどのように作られているのか
何を食べているのか、等々分かりやすく教えてくれました。

平飼いこめたまごの鶏は
土の上を歩き、お日様を浴びて育っているのですが
これは今の鶏卵社会の中では稀な育て方です。

私達がよく目にする卵は「蜜飼い」そして
窓の無い鶏舎で育てられているのが一般的で、
何故そのような育て方をするのかと言えば
「効率的」だから。

だけど運動もせずにひたすら餌を食べ続けるため
決して健康とはいえず、そのため必然的に病気の予防として餌に
抗生物質などの薬を混ぜ込む必要が出てきます。

一方、平飼いこめたまごの鶏の餌はお米や野菜くず。

大郷グリーンファーマーズではお米や
野菜も育てているので、破棄する外側の葉や
出荷するには熟しすぎた野菜などが鶏の餌となります。

運動もして健康的に育てるために抗生物質は使っていません。

どちらが良いとか悪いとかそういう話はではありません。

ただ、現状を知って「自分がどちらを選びたいか」
という選択が出来る事は絶対に必要だと思うし、
知った上で
自分が大切にしたいものは何なのか、
守りたいものは何なのか、
そして自分はどうなりたいのか、
そのためには何を選ぶのか
意志を持って選ぶことは大切だと私は思います。

選ぶ事は自由です。

ただ、この食育フェスが
改めて考えるきっかけの場となったのなら、とても嬉しいです。

他にも小麦粉の話や油の話などなどお伝えしました。

小麦粉についてはホストハーベストの事や
(ホストハーベストというのは収穫後の農薬散布
の事で、輸入された小麦粉は虫やカビ防止のため施されます)
油については原料の事や(油の原料は遺伝子組み換えで
あるものが多いため)絞り方についてなどお伝えしました。

食の裏側とは正直ショックな事が多いですし
知れば知る程考えさせられる事も多いです。

だけどその一方で、とても頑張ってくれている生産者の方や
メーカーさんがいるのも事実です。



さて、シフォンケーキが焼きあがった所で
型から外す方法もお伝えしました。

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意外な外し方に「ええー!」と驚きの声も。

さてさて、今回のお楽しみの試食はなんと
4種類のシフォンケーキの食べ比べと
フルーツと紅茶のバイキング!

シフォンケーキはバナナ、オレンジ、味噌、ミルクティーの4種類。
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プロフェッショナルなスタッフ達が前日に焼いてくれました。
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そしてこちらがフルーツバイキング。

農薬不使用のバランゴンバナナ
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一度食べたら普通のいちごには戻れなくなってしまう
佐々木貞美さんのこだわりのいちご。
(すみません、肝心のメッセージの紙が写真の都合で見えません・・・)
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ジョイファーム小田原の有機栽培のキウイフルーツ。

しっかり甘くて美味しいのです!
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そしてここからは柑橘系!

柑橘系を食べ比べる機会はなかなか無いと思うのです。

お気に入りの柑橘系は見つかりましたか?


無茶々園
「はるか」
がこちら。
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ジョイファーム小田原の
「ネーブルオレンジ」。
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同じくジョイファームの
「はっさく」に・・・
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「清見オレンジ」。
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そしてランカスターのお茶バイキング。

色々なフレーバーががあるのは知っているけれど
実際に飲んでみると美味しさがわかりますよね。

普段飲んだことの無いお茶に挑戦している方続出!

こちらもお気に入りを見つけられましたか?

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写真の関係で見えづらいのですが、
お茶のポップはスタッフ手作りで
それぞれに可愛らしいシールでデコレーションしています。
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お好きに盛り付けたら頂きます!
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そしてこちらが今回の様子。
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皆様、美味しく頂けたでしょうか。



さて、今回使用したシフォンケーキの食材のご紹介です。

卵は大郷グリーンファーマーズ
「平飼いこめたまご」
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砂糖は第一糖業(宮崎)の
「花見糖」
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小麦粉は東日本産業(岩手)の
「内麦薄力粉」
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牛乳は山形ながめやま牧場
パスチャライズ牛乳
「パスちゃん牛乳」
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油は平田産業(福岡)の
圧搾絞り(NON-GMO)
「菜種油」

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生クリームはよつ葉乳業
47%乳脂肪分のもの。
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以上、今回使用した材料たちでした。

どの商品もとても美味しいですし、安全性が高く
何よりとても大切に作られています。

気になる商品がありましたら是非手に取ってみて下さい。

インターネットで購入できるものもありますし
私達協会の事務所兼店舗でも扱っております。
(一部注文のものもあります)

是非遊びに来てくださいね!












# by touhoku_syokuiku | 2019-03-11 13:35 | 食育フェス

食育企画論

あっという間に3月に入りましたね。

今年は一番寒いはずの2月が暖かく
そのまま3月に突入するという
何だか不思議なお天気でした。

さて、3月5日に食育コンダクター養成講座が
行われましたのでそのご報告です。

今回の講座で実は座学は最後となります。

最後の座学は「食育企画論」。

仙台青葉学院短期大学 教授 小野瀬剛志先生から
企画の立て方のポイントや考え方などを教えて頂きました。

「何かやろう」「何かを発信したい」と思った時に
それを具体化するにあたってどんな事を考えていけばよいのか、
行動の起こし方や必要と思われる事、などなど分かりやすく
具体例を交えながら教えて頂いたのですが、
とにかく「相手を知る」、「相手にいかに寄り添うか」という事が
大切なのだな、と思いました。

相手そっちのけでこちらから発信しても
それは相手に入って行かない、というお話を
聞いた時、確かに自分自身を当てはめて考えた時
それはそうだと納得です。

だからこそ最初のうちは細かく計画を立てる事や、
下準備やリサーチが必要なのだという事が
腑に落ちた方も多かったのではないでしょうか。

そして小野瀬先生が学生たちに興味を
持ってもらうため、行っているワークシートを
受講者の方々にも実際にやって頂いたのですが、
それは原材料のみ書かれたものを見て
「さてこれは一体何の加工品でしょう?」
と当てていくもの。

小野瀬先生は
「こうして改めてみると、私達は知らないものを
知らず知らずのうちに食べているんですよね」
とおっしゃっていたのですが、本当にその通りで
それが良い、悪いは別として、私達の周りにある
加工品が一体どんなものから作られているのかを
もっと意識する事は必要だと思いますし、
そのきっかけになるものとして、このワークシートは
分かりやすくて良いきっかけになるのではないかなあ、
などと個人的に思いました。

他にも、
「自給自足の生活をすると餃子を食べるのだって3年位かかる」
という事など(本当に自給自足のみであれば、餃子の皮のための
小麦を育て、中の具の野菜を育て、豚を育てあげたうえに
それを肉にするという工程がかかるのです)
食べ物への理解不足をどうやって知らない人に伝えていくのか、
命を頂くという事をどうやって知らない人に伝えていくのかなど、
どうしたら自分の伝えたい事を
「知らない」人に伝えていけばよいのか
日々自分自身がアンテナを張っていく必要があるのだなと
思いました。

食育と言ってもそれは多岐に渡るとは思うのですが
自分がその中の何を伝えたいのか、それがあれば
技術は後からついてくる、と小野瀬先生。

受講生の皆さんが卒業した後、
何を伝えたいのか、そしてそれを
発信していかれる事を期待しております。

さて、次回は最後の講座になるのですが、
最後は調理実習です!

皆様お楽しみに。














# by touhoku_syokuiku | 2019-03-07 10:11 | 食育コンダクター養成講座 初級

柑橘でビタミンアップ!は幸せの味

2月19日に食育フェス「柑橘でビタミンアップ!」
が終了しましたのでそのご報告です。

今回の主役はそう、柑橘です!
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この季節になると柑橘類が色々出始め、
その柑橘を見ると「ああ、春はもうすぐだ」
と思い、この時期にしか味わえないものを
楽しまなくては!とワクワクするのは私だけではないはず。

さて、今回は甘夏を使ったマーマレードを作り、
更にそのマーマレードを使った料理や柑橘を使った
料理などをご紹介させて頂きました。

講師は食育コンダクターの本吉さんです。

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本吉さんはとても美味しい料理を作る方なのです!

優しいのにガッチリ美味しさを掴んでいて
それなのに教えてもらうと簡単に出来る組み合わせや
味付けだったりと、ああ、これもまたセンスなのだなあと思います。

さて、今回の甘夏を使ったマーマレード、
作り方のポイントなど分かりやすく教えて
頂きました。

綺麗に洗った甘夏を切っていきます。

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皮と果肉と分け
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皮の切り方のポイントも教えて頂き・・・

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ザクザクと切っていきます。

もう、会場が甘夏の良い香りに包まれて何とも幸せ気分。
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果肉も綺麗に分けたら、切った皮を洗って茹でこぼして
皮が柔らかくなるまで煮ていきます。
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砂糖は花見糖を使用しました。

黒蜜の含有率が高いお砂糖なので
仕上がりが黒っぽくはなりますが、
でもとても美味しいお砂糖です。
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砂糖も入れたら、あとはお好きな濃度になるまで煮詰めていきます。
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よし!と思ったら熱々のうちに
煮沸消毒した瓶に入れて簡易的な
脱気を行うため、瓶を逆さまにしておきます。

美味しそうなマーマレードが
出来上がりましたね!
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そしてこちらがマーマレードを使った
鶏肉の料理なのですが、これがもう、
本当に簡単な上にとっても美味しいのです!
(作り方の説明をすると、驚きの声が上がっていました)

皆さん、料理の腕前ワンランクアップしましたね。
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さてさて、今回は試食として
「柑橘を使ったチラシ寿司」
をご用意しました。

甘夏の果肉が入っています。
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こちらがトッピング。

このトッピングとご飯が合体したのが・・・
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こちら!

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美しい~!!!

ひな祭りやちょっとしたパーティにも
映える事間違いなし!

酢飯にも柑橘の果汁が入っています。


そしてこちらが八朔を使ったサラダ。
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デザートにはレモンゼリー。


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材料はシンプルなのに
とても美味しくて、本吉さん曰はく
「お子さんが風邪を引いた時にも良いですよ」との事。

なるほど!
風邪を引いた時はクエン酸やビタミンCの
補給にもなるし、何よりツルンとしたのど越しは
食欲がない時にも食べられそうです。

皆様、美味しく頂けましたか?
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さて、今回はせっかく作ったジャムですので
マイラベルを皆さんに作って頂きました。
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こちらをマーマレードの瓶にセットすると

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う~ん、素敵!

何だか愛おしさが倍増しますね。

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皆さんの個性、きらりと光っていましたよ!

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保存食を作るという事は季節のものを扱うという事であり、
その作業が習慣化すると季節の廻りというものが待ち遠しく、
そしてその季節を楽しむ事ができるように思います。

来年の今頃、参加して下さった皆様が
甘夏を見て「マーマレードを作らなくちゃ!」
と気持ちが昂りますように!


さて、今回は熊本県水俣市の「生産者グループきばる」
の甘夏を使用しました。

実はこちらの生産者の方々は元漁師やその家族がほとんどです。

何故甘夏を育てるようになったのかと言うと
それは水俣病という公害が発生したためです。

公害が発生し、海の仕事を手放した方々が甘夏を作りはじめ、
そして農薬の矛盾に気が付いたため農薬を減らし
今もなお切磋琢磨している生産者さんです。

美味しい甘夏の裏には苦い歴史があり
それを1つずつ乗り越えて今があり、
その結果として美味しい甘夏がある。
(詳しくは是非こちらも読んで下さい

その肉体的、精神的苦労は理解しようと思っても
きっと全体の中のほんの一部分しか理解出来ないのかもしれないけれど
私達はその背景も含めてありがたく、
そして美味しく頂こうと思った次第です。


今回は他に八朔(さんまる柑橘同志会)、はるか(無茶々園)を
料理に使用しましたが、どの柑橘も農薬を出来るだけ減らした
生産者の努力の結晶です。

だからこそ安心して皮まで美味しく頂けるし
皮を有効利用(お風呂に入れたり掃除に使ったり)
する事もできる。

作る人がいてくれるお陰で
私達の生活が保たれている事は忘れてはならない事で、
「ある」ことは決して当たり前の事ではありません。

「ある」事が当たり前ではないからこそ、
私達は生産者を守る必要があるのだと思います。

そんな事も含めて今回作ったマーマレードを
堪能して頂けたのなら、私達はとても嬉しく思います!



さて!
3月の食育フェス(3月8日開催)は
「春はたまご!シフォンケーキに挑戦!」
と題してお送りしたいと思います。

美味しい卵の力を実感して頂ければと思いますし、
とても美味しいシフォンケーキを作る講師をお招きし
シフォンケーキのコツをお伝えする予定です。

そしてなんと、どどん!とシフォンケーキ1台分のお土産付き。

お持ち寄りにもシフォンケーキはぴったりですよ!

他にも
3月12日には食育コンダクター養成講座の調理実習があります。

少しですが一般の募集も設けておりますので
ご興味のある方はお早目にどうぞ。







# by touhoku_syokuiku | 2019-02-20 13:38 | 食育フェス

石けんと環境と人生と

2月15日に食育コンダクター養成講座が
行われましたのでそのご報告です。

終盤に近づいた16回目の今日は、「環境」について
岩出山家庭ハム社長 高崎かおりさんより
石けんの基本のキのお話をして頂きました。

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食育実践協会は「石けん派」の協会です。

「石けん派」???
と思った方のために少し説明をさせて頂きますね。

普段「洗う」ための洗剤は色々なものがあり、
台所洗剤
洗濯用洗剤
掃除用洗剤
シャンプーやボディソープ、
ハンドソープや歯磨き粉など多岐に渡りますが、
その多くは合成洗剤と言われるものです。

そして合成洗剤ではなく「石けん」で
作られたものも勿論あるのですが、残念ながら
こちらは少数派です。

では何故出回っているうちの90%以上が
合成洗剤であるに関わらず、何故「石けん」を使うのか、
何故「石けん」を選ぶ必要があるのかなどなど
環境の事に対しては勿論の事、その先の
「そもそも何故石けんなのか」
という部分をお話して頂きました。

「洗う」という行為が過剰になっている、
という高崎さん。

過剰になっているからこそ
強くて持続する香りが付けられたり
1回着ただけで大して汚れていないものを
「洗わなくては」と洗ったり。

その結果残念な事に、大量の合成洗剤が
排水溝に流されたり香りの被害に合う人が
増えてしまったりと、気が付けば私達の
周りでは「洗う」という行為が
害を及ぼし始めているのが今の現状です。

環境を大切にしよう、地球を守ろう、
そう思っている方は決して少なくはないはずです。

けれども、その思いは残念ながら
「使っている身の回りの洗剤」まで
意識されている方はほんの一握りで
それに関わらず環境に対して合成洗剤の
及ぼす威力というのは、実は私達一人一人が
本気で考えていかなければならない位
驚異的で破壊的である事を知る必要があると思います。

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誤解を恐れずに言うならば、
私達はある意味「自分達で考える隙を与えられない」位
外部からの情報に溢れていて、気が付けば
コマーシャルや店頭に飾られている広告に
支配されていると言っても過言ではない、と高崎さんは言います。

ハッとした方、多かったのではないでしょうか。

洗剤のコマーシャルで
「香り長持ち」
「繊維の奥まで真っ白」
「すすぎが1回で大丈夫」
などなど、有名人がにこやかに言う
その洗剤の効果をそのまま鵜呑みにしていませんか?

家庭で洗う洗剤や柔軟剤が排水溝から
流れた後、それらがどれほど環境に負担をかけているのか、
残念ながら大切な事はコマーシャルや華やかな広告では
教えてくれません。

だから私達は学び、自分の足で情報を探し、
1つの物事を色んな方向から見る必要があり、
その上で「自分が何を選ぶのか」選択する
必要があるのだと思います。

石けん生活は「手作りご飯」と
似ているように私は思っているのですが、
自分や家族の体調を考えてご飯を作る。

例えば減塩を気にしている方であれば
塩を少なめにするだろうし、油を気にしている
人であれば良い油を使って調理をすると思います。

そうやって自分の手で良い塩梅にアレンジする。

これが一般的なお惣菜やレトルト食品であればそうもいきませんね。

洗剤も同じで、高崎さんのお言葉をお借りするならば
石けんを使うという事は家族や自分の汚れに対して
向き合う、という事。

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何故なら石けんは衣類や食器が汚れていたら
泡立ちがぐっと減るからです。

合成洗剤のように、汚れ関係なしにブクブクと泡立たないため
汚れているなと思ったら石けんを足す、という
事をしなくてはならないのですが、これを面倒だと思うか否か。

高崎さんは「五感を使う」という言葉を
何度も言っていました。

石けんを使う事は豊かな人生を送る上での
手段にすぎず、その先にあるのは「良き人生」とも。

よき人生を送るために、自分は何を選び
何を使い、何をどう感じたいのか。

皆さんはどんな選択をし、
どんな人生を歩みたいと思いますか?

さて、高崎さんから受講生の方に向けて
力強いメッセージや自分の立ち位置、
そして自分が「何を伝えたいのか」
知る事の重要性などもお話頂きました。

受講生の皆さんが卒業した後、
自分の軸を持って活躍されます事を
期待しています!



 










# by touhoku_syokuiku | 2019-02-20 10:47 | 食育コンダクター養成講座 初級