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とうほく食育実践協会

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2019年 12月 02日 ( 1 )

今も昔もこれからも

ご報告が遅くなりましたが、
10月28日に7回目の食育コンダクターが行われました。

テーマは「加工」。

今回は平田産業の営業部、中村竜也さんが福岡から
来て下さり、油の事や食の裏側の話をして下さいました。

平田産業は福岡県朝倉市にある明治35年創業の老舗の油屋で
今年でなんと117年目だそうです!

実は日本で油が食べられるようになったのは
明治時代からで、それ以前は食べるというよりも
灯用の油として使われていたとの事。

昔よりもずっと油屋は減っている、と中村さん。

そんな中で平田産業は「どのような方向を目指していこうか」
と思った時、現社長の平田さんが「安全・安心」の
こだわりの油を作ろう、と決めたそうです。

そのこだわりは本当に素晴らしく
原材料や作り方など、どこを取っても「ここまでするのか!」
と驚きと感動が生まれ頭が下がる思いになりました。

原材料は100%非遺伝子組み換えの
菜種を使っているという事は声を大きくして伝えたい所。

何故なら、現在菜種のほとんどは遺伝子組み換えのもので
非遺伝子組み換えの菜種は本当に貴重なものとなって
しまっているからです。

遺伝子組み換えの食品は実は私達の生活に非常に身近で、
知らず知らずのうちに使っているケースが多い事をご存知でしょうか。

が、遺伝子組み換えの安全性はまだ「絶対」と確定されてはおらず
(表面上では安全とされていますが)
私達は事実上「まだよく分かっていない」ものを
食べているという現状があります。

更にこれからゲノム編集をされたゲノム食品も
どんどん出回って来ると思うのですが
食が身体に影響を及ぼすには時間がかかるため
理論上では安全とされていても
本当にそれが安全なのかそうではないのかは
誰も分かっていません。

さて、平田産業では菜種をオーストラリア(南オーストラリア州)
から輸入しています。

そして原材料を確保した後は菜種を圧搾して絞り、
その1番絞りの油を扱っているのですが、商品に
なるまでの過程も、お酢とお湯で油を洗ったり
その作業工程も時間も手間がかかり、
こんなに手をかけられて私達の食卓に上がっているのだと思うと
改めて「作り手」の事を知る事は大切であると思わずにはいられません。

知ると作り手が身近に感じられますし、自然と
感謝の念もわいてきます。
(目の前のものは「ある事」が決して
当たり前ではない事を私達は忘れがちです)

そして何よりその商品に愛着がわきます。

どうしてこの商品を選ぶの?
と聞かれた時「何となく」ではなく、しっかりとした理由があったのなら
それはとても素敵な事だと思うし、そんな視点で物を選んでいったのなら
自分の人生も豊かなものになっていくような気がします。

さて、あなたはどんな油を選びますか?




by touhoku_syokuiku | 2019-12-02 18:26 | 食育コンダクター養成講座 初級