とうほく食育実践協会

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カテゴリ:食育コンダクター養成講座 初級( 20 )

大切に思うことの順序

12月7日に11回目の養成講座が行われました。

前回に引き続き、米沢郷牧場の伊藤幸蔵さんに
畜産についてのお話をして頂きました。

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米澤郷牧場では美味しい鶏肉を生産しています。

で、鶏を育てている上で大切にしている事があり、
それが
・全飼育期間、無薬飼育を行っている
・鶏舎は開放型で飼育を行っている
・飼料にもこだわり、鶏を健康に育てている
・アニマルウェルフェアを重視している
の4つ。

これは本当にすごい事なのですよ。

無薬飼育を行っているという事なのですが
畜産の世界は今、家畜が「薬漬け」の状態
なのだそうです。

が、これは「何を先に大切にするか」で
変わってくる、と伊藤さん。

どういう事かというと、「儲け」が先に
あったら薬を使わずにはいられないのだそうですが、
鶏が「健康でいられるには?」という事が先に
あったら、その対処の仕方は変わってくるとの事。

米沢郷牧場では、鶏が「健康でいられるには
どうするか?」を考え、無薬で育て、しかも
無薬でも殺さないで育てる、を優先した結果
今があるそうです。
(ちなみに鶏を健康的に育てるには
腸内環境をよくする、そして運動だそうです。
人間と一緒だー!)

今は飼料米も作り、トウモロコシを減らして
米を与えているそうなのですが、米はトウモロコシより
タンパク質が少ないのでその分大豆を増やさなければ
ならない。

けれど、遺伝子組み換えでない大豆は高い・・・などなど
頭が痛い部分が多々あるそうなのですが、
それでも日々「今出来る事は何か」を実践されている
姿が想像でき、頭が下がる思いでした。


そして畜産に関わる怖いお話も。

家畜は基本、薬漬けで育てられて
いるそうなのですが、なんと
国内の鶏肉の半数以上が抗生物質の
耐性菌を持っている事が分かったそうです。

これは・・・本当に怖い事です。

実は私達、間接的に抗生物質を摂取している可能性が
高く(可能性が高い、というよりほとんどの人が摂取)
それは家畜に残留した抗生物質。

抗生物質は使い方をしっかりすれば
人の命を救ってくれる大切な薬です。

だからこそ怖いのが、その抗生物質が
効かないとういう事態。

耐性菌を持つ家畜が増えるという事は、
その先にその肉を食べる人間の存在が
あり、それはすなわち、家畜と同じ運命を
たどる人間の姿が時間差であるという事なのではないでしょうか。

今の畜産の目指しているものは
独占と大規模化。

それが効率的で良いと思うのか、それとも
選択肢が無くなっていると思うのか
それは人それぞれだけど、選択肢が
無くなっていくのは危険である、と伊藤さんは言います。

私達消費者は岐路に立たされているようです。

生産者を守るのは誰か?

それは消費者です。

私達はどんなものを日々食べたいのか
何を守りたいのか、それを明確にし
伝え続けなくてはいけないのではないかと
思います。

この世界は私達だけのものではないし
私達で滅茶苦茶にしてもいけない。

将来の子供たちのために
今私達ができる事は何なのか、考えさせられます。

ちなみに米沢郷の商品は
一般のスーパーで買う事はできません。

何故なら、米沢郷ではお米にしても
お肉にしてもストーリーを伝えたいという
思いがあり、それを知らないとただ「高い」で
終わってしまうからだそうです。

交流し、伝え、そして分かってもらえる人に食べてほしい。

そういう思いから、スーパーでは扱わないのだそうです。

もし、米沢郷のお米やお肉を食べたいと
思ったら、扱っている無店舗型の生協に
入る事をお勧めします。
(宮城県でしたらあいコープみやぎで扱っています)

本当に美味しいですから!













by touhoku_syokuiku | 2018-12-12 13:50 | 食育コンダクター養成講座 初級

歯車

12月4日、10回目の食育コンダクター養成講座が行われました。

今回は米沢郷牧場(山形置賜)の代表である
伊藤幸蔵さんをお招きし、お話をして頂きました。

伊藤さんには次回もお話をして頂きます。
(今回は農業について、次回は畜産について)

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米沢郷牧場は農業は農業、畜産は畜産、
というように切れてはおらず、繋がっているのです。

しかも伊藤さんは消費者が見えにくい部分の
農や食の裏側を教えてくれるため
本当に色んな事を考えさせられます。

米沢郷牧場では農薬不使用のお米をつくり
そのお米から出る糠やもみ殻まで余すことなく使われます。

もみ殻は鶏の下に敷き、糠は鶏の糞と共に堆肥に変わる。

そう、米沢郷牧場は自然環境型農業の
取り組みをしている所であり、耕畜連携を
行っている所なのです。

そして育てている鶏は「無薬」の上、
餌は自分達で作っているというこだわりよう。
(勿論エサは遺伝子組み換えのものではありません)

常に研究と技術を磨き、揺るがないものを
持っていなければ中々できる事ではないと思います。

さて、今回のお話は農業の事をメインに
して下さったのですが、今、国連で
2019年~2028年の10年間を「家族農業の10年」
とする事が採択されたそうです。

大規模経営化が進んでいる中、国連は
「家族農業」を採択した。

これはどういう事かと言えば、大規模経営化を
する事によって土地を追われた人々が増え、
飢餓が増し、難民が増えたからだそうです。

そこで「持続性」のある農業体制でもある
家族農業形態に注目が行った、という流れなのだそうですが
この話は「輸入」の講座の話とも共通するものがあります。

その土地の方々の生活を犠牲にしてまで
自分達の利益を尊重した時、そこに残るのは
悲しいかな負の連鎖です。

さて、米沢郷牧場では大切にしてきたことがあり、
その中の1つに「家族経営を守り育てる」という事が
掲げられています。

何故なら家族経営をするという事はその土地を
守り続ける事が出来る上、消費者にとっても
「選択」する幅が広がるからだそうです。

大規模農業(畜産でも同じ事が言えますが)が進むと
小さな農家は潰されてしまう上、消費者は
物を「選べない」状況になってしまう。

企業の「種+化学肥料+農薬」がセットになって
売られ、育った食べ物しか選べなくなったら
これはとても怖い事だと思いませんか?

選びたいのに選べない。

選択肢がない。

種子法を無くしてしまった日本。
(先進国で種子法を廃止してしまったのは
悲しいかな日本だけだそうです)

粗悪な種を無くし、国民の飢えを無くす目的で作られた種子法。

競争だ、経済だ、発展だと言えば言うほど
大切なものからどんどん遠ざかる。

そうならないようにするにはどうしたらいいの?

本当に大切なものって何だろう?

私達は知らず知らずのうちにどこへ連れて
行かれようととしているのだろう?

そうならないためには何をしたらいいのだろう?

きっとお一人お一人答えは違うはず。

自分の中の大切なものを守りたいと思ったとき、
「選べる知識」は必要です。


さて、今回は講座の終わりに
米沢郷牧場で育てられた丸鶏を受講者の皆さんと頂きました!
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丸鶏を頂く事ってあまりないと思うのですが、
取り分けていくと、ササミの部分がよく分かったり
「ああ、こうなっているのだな」という事が分かります。

皆さん、スタッフの手元を食い入るように見ておりました。
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何といってもお肉自体が美味しいのです!
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さて、次回は米沢郷牧場の「畜産」の
お話です。

こちらもお楽しみに!









by touhoku_syokuiku | 2018-12-12 12:21 | 食育コンダクター養成講座 初級

手首の運動!?

11月13日に9回目の
食育コンダクター養成講座が行われました。

今回は
生協あいコープみやぎ 商品部長の
吉武悠里さんをお迎えして、「添加物」の
お話をして頂きました。

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さて、「添加物」と聞くと
どんな事を思い浮かべるでしょう?

添加物と一言で言ってもその用途は様々で、
食品の製造過程において加工の目的で
使われるものもあれば(例えば「にがり」
などはお豆腐を作る際に必要ですね)
保存の目的で、食品に添加するものもあります。

食品の栄養成分を強化するために
添加したり、色付けのために添加するのも
全て添加物になります。

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そして、食品を保存する目的の知恵は
歴史が長く、紀元前5000年頃から始まるのですが、
今のような化学調味料(今は旨味調味料と呼ぶそうです)
や化学合成添加物は主に、戦後からどんどん
開発されたそうです。

添加物と聞くとマイナスなイメージがありますが、
クエン酸など、安心して使う事のできる物もありますし、
残念ながらそうとも言い切れないものも・・・。

けれども実は1つ1つの添加物自体は、動物実験等で
安全性が確立されているそうです。


・・・が、

それはあくまでも「添加物1つ1つ」の結果であり
添加物が2つ以上になった時の「複合作用」の
安全性は研究がされていないそうです。

つまり、2つ以上の添加物はどんな「化学反応」
を起こすのか分かっていないという事。

ぜひお買い物の際、手に取った食品の
裏側を見てみて下さい。

良く分からないカタカナの文字が
いっぱい書かれていませんか?

そのカタカナの文字は1つだけでは無いはずです。

そして、安全性の実験はあくまでも
「動物」であり、人間ではまだよく分かって
いない部分があるようです。

化学調味料(旨味調味料)も
強烈な旨味(刺激)を感じるため
食べ続けると味覚音痴になる危険性も。

特に小さなお子さんがいらっしゃる方、
旨味は是非天然出汁がおすすめです!

醤油、味噌、味醂などの基本的な調味料の裏側も
是非チェックしてみて下さい。

良質な調味料は材料がシンプルです。

現代の食は化学的なものに囲まれていて
天然のものや良質なものをを探す方が難しいかも
しれません。

外食や友達と食べる時は仕方がないとして、
是非家庭では家族のために、そして
自分自身のために是非「素材」を大切に
してほしいな、そう思います。

以前、食育コンダクターのスタッフが
こんなことを言っていました。

「食事は毒を盛る事も薬を盛る事もできる」

どうか家庭では薬になる食事になりますように。

そして薬になる食事は、人生そのものを
きっと豊にしてくれるはず、と私は思っています。

低価格、均一化、大量生産、大量消費によって
「ごまかしのない食品を作りたい人」(生産者)
「ごまかしのない食品を食べたい人」(消費者)
の権利が喪失されつつある、という吉武さんの
言葉が印相的でした。

皆さん、最初はよく分からなくても
お店に行ったら手首の運動と思って
裏側の表示を見てみましょう。

それをよくやるようになると
「一体これはなんだ?」
と思うようになるかもしれません。

そしたら是非、1つでも調べてみましょう。

自分自身で調べるという行為は
自分自身の中に残るはずです。

11月20日に行われる食育フェスでも
実はこの添加物についてミニ学習会が
あります。

こちらは、旨味調味料や添加物を
使用していない練り物を作っている
高橋徳治商店の高橋英雄社長をお呼びして、
添加物についてお話をして頂く予定です。

若干ではございますが
まだお席がございますので
興味のある方は是非ご参加下さい!
(お申込みはHPからお願いします)









by touhoku_syokuiku | 2018-11-14 15:50 | 食育コンダクター養成講座 初級

こだわり抜く力と守り抜く力

11月5日に8回目の
食育コンダクター養成講座が行われました。

今回は「生産・加工」という事で
平田産業有限会社 営業部 中村達也さんより
油の話をして頂きました。

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平田産業は、創業明治三十五年の
油のメーカーなのですが、そのこだわりが
すごいのです。

いくつか油を販売されているのですが、
今日は菜種油についてお話をして下さいました。

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私も普段愛用させて頂いているのですが、
そこまでのこだわりを知らずに使っていたので
今回のお話を聞いて大変感動しましたし、
菜種油について色んな角度から知る事が出来た為、
ぐっと愛着が湧いた事は言うまでもありません。

私達は普段、知ろうと動かない限り
もしくはアンテナをしっかり張らない限り
食の裏側や食の事情というものを
知る事ができないのではないかと思います。

普段生活をしていて
テレビのコマーシャルや
店頭に華やかに飾られている食品、
どうして?と思えるほどに気軽に
手に取る事のできる数々の食品に
疑問を持つ人が一体どの位いるのでしょう?

毎日摂る食べ物から私達の身体は
作られているはずなのに、
食べる事が当たり前過ぎて
その食べ物がどこからきて、どのように
作られて、私達の身体にどのような
作用をするのかを知らずに手に取る。

それは実は危険な事であり、私達の
健康を損ねるものである、という事を
中村さんのお話を聞いて改めて思いました。

食べ物の値段には必ず理由があります。

平田産業が販売している菜種油は
とにかく原料へのこだわりがすごいのですが、
まず、遺伝子組み換えをしていない菜種を
使っている、と言う時点ですごいのです。

何故なら国内で流通している菜種のほとんどは、
遺伝子組み換え不分別のものだからです。
(それはつまり、ほぼ遺伝子組み換えで
あるという事です)

そして菜種は主要な遺伝子組み換え作物の1つ。
(菜種を作っている国の99%が遺伝子組み換えの
ものだそうです)

遺伝子組み変えの何がいけないのかと言うと、
その実態がまだよく分かっておらず、人の身体にとって
安全であるという確固たるものが確立できていないから。

それはつまり、摂り続けた結果、人の身体に
どのような作用を及ぼすのかが
はっきりと分かっていないという事。

そのため、ヨーロッパを中心に疑問を持つ人が増え
遺伝子組み換え食品に対する反対の声が上がっているそうです。

で、平田産業は菜種専用のコンテナを使い、
遺伝子組み換えの菜種栽培禁止の
南オーストラリア州の生産者の方から
菜種を仕入れているそうなのですが、
毎年現地を訪問し、交流し、これからも遺伝子組み換えを
していない菜種を作ってくれるよう
お願いをする(約束をする)、と言う活動もしているそうです。
(我が協会の理事長も数年前に参加したそうです。
私もいつか行ってみたいなー!)

どうかこれからも安心な菜種を作り続けて
くれますように!と祈った事は言う間でもありませんし
安全な菜種油を作って下さる平田産業の存在が、
本当にありがたい・・・。


さて、平田産業のこだわりはここまでではありません!

その先の加工にも表れていて、
搾油方法は「圧搾一番しぼり」。

昔ながらの製法で、
美味しい部分を頂ける製法です。

一般の油のメーカーは、その絞った
カスにまだオイルが残っているため
ノルマルヘキサンという溶剤を使用し
すっかり油を取るそうです。

その溶剤は熱を加える工程の時点で
揮発するため、油には残らないそうなのですが、
ノルマルヘキサンという溶剤を使った油は
コシが弱いのだとか。

「油のコシが弱い」と言うのはつまり
劣化が早く、揚げ物をした時に何回も
使えないという事。

長く使える良い油を使うのか、
何回も取り換える必要のある安い油を使うのか、
そう考えたら意外に、一見値段の高く見える
正当派な油はコスト的に見ると、
安いかそれ以上なのかもしれません。

せっかくなので今回は平田産業の油と
一般的に売られている油と比較してみる事に。

サツマイモを素揚げして食べ比べてみたのですが・・・
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面白い事に、一般的に売られている油は
揚げている最中に早くも劣化が始まり、
しかも油の匂いが少々キツイのです。

もわっとする油の匂い。

比べてみると面白いものですね。。。

平田産業の菜種油が出来上がるまでに
一般的なメーカーの何倍も
時間も手間もかけられて丁寧に作られている。

その事を知る事が出来たことは
本当に良かったと思います。

誰が作っていて、どのように作られているのか。

その背景を知る事は、
作り手と繋がりを持つことであり、
そして商品を通して感動や感謝が
広がるように思います。

それらは目に見えるものではないけれど、
その「見えないもの」が様々なものを
豊かにしていくのではないでしょうか。

もっともっとお話を聞きたかったです!

とても良い時間でした。

ありがとうございました。
























by touhoku_syokuiku | 2018-11-07 22:54 | 食育コンダクター養成講座 初級

食の背景にあるもの

10月30日、7回目の
食育コンダクター養成講座が行われました。

今回のテーマは「流通」。

フェアトレードについて
(株)オルター・トレード・ジャパン
政策室の小林和夫さんにお話しをして頂きました。
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(株)オルター・トレード・ジャパンは
バナナやエビ、砂糖などの食べ物を交易する
会社なのですが、ただ交易しているだけではありません。

環境にも人にも優しい商品の生産方法を現地の方々と
試行錯誤しながら作り、流通させ、現地の方々に
見合った労働環境の提案と実践、そして何より
現地の方々が自立できるようなシステムを
現地の方々と共に築き上げていく・・・そんな会社です。

今回は主に、バナナを通して輸入に関する
問題点やオルター・トレード・ジャパンが
行ている事などを教えて頂いたのですが・・・。

本当に考えさせられました。

きっと日本人の多くが
フィリピンのバナナを何も考えずに気軽に買って
美味しい、美味しいと食べていると思うのです。

勿論食べたっていいんですよ。

美味しいものは美味しいですから。

でも、その背景には過酷な労働を強いられ
働いている人たちや子供達が農薬の被害に
あって困っていると知ったら?

本当に難しい問題だし一筋縄では
いかない事ではあると思うし、色んな意見も
あると思うけれど、でも一人でも多くの日本人が
考えなくてはならない問題だと思いました。

バナナもエビも、日本は海外に依存しています。

でもどうしてこんなに安価で手軽に沢山の量が
市場に出回り、売られているのでしょう?

海外から運ばれるための技術が上がったから?

それも一部あるのかもしれないけれど
安いには訳がちゃんとあったのです。

それが、大規模な生産と過酷な労働。

本来300種類程あるバナナのうち、
1種類だけを広大な敷地に育てるため、
病気になってしまったら一気に広がる危険性が
あるそうです。

その予防として大量の農薬(主に防カビ剤)
をまかなくてはいけない。

日本に来る頃には、その大量の農薬は
揮発して食べられるまでの(農薬の)量に
なって、危険性も殆どなく私達は美味しく食べられる。

だけど、現地の人たちは?

そしてその広大な敷地で育てられた
バナナはフィリピンでは流通はせず
(つまり、現地の人たちは食べられない)
自分達が食べる食べ物を作る土地も
海外に出すためのバナナのために無くなる。

その海外に出すためのバナナの行き先は主に日本。

オルター・トレード・ジャパンの小林さんが
最後に言った言葉が印象的でした。

「フェアトレードの物を沢山売れば良い、
という問題ではなく、そこの人たちが
自立できる(自分達の食べ物も自分達で
育てて食べる事も含めて)ようにして
いかなければならない」

これは日本にも当てはまる部分があるのかもしれません。

日本の自給率はとても低い事は
多くの方が知っていると思うのですが、
他の国に頼り過ぎ無い事、そして何より支配しない事は
考えていかなければならない事だと思いました。

依存と支配のない世界がやってくるのは
いつかは分からないけれど、でも諦めずに
根気よく活動をしているオルター・トレード・ジャパンを
応援していこうと改めて思いました。

さて、オルター・トレード・ジャパンで扱っている
バナナは「バランゴンバナナ」と言います。
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「バランゴン」とはフィリピンに自生する
バナナの品種の名前。

ほんのりと酸味のあるすっきりとした味わいは
あっという間に何本も食べられてしまう美味しさ!

そしてこのバナナは、農薬も化学肥料も使っていない
まさに安心・安全バナナ!

安心・安全バナナを召し上がりたい方、是非どうぞ~。

(株)オルター・トレード・ジャパンの詳しい情報を
知りたい方は是非HPもご覧くださいね!

そして、「甘いバナナの苦い現実」という
DVDが作られたそうなのですが、予告編が
ありますので、是非こちらもご覧になってみて下さいね。







by touhoku_syokuiku | 2018-10-31 17:04 | 食育コンダクター養成講座 初級

身体が喜ぶ旨味

10月12日に五回目の養成講座が
行われました。

今回のテーマは「味覚2」という事で
名取市にある
(有)まるご食品 専務 濱口利文さんをお迎えして
日本人とは切っても切り離す事の出来ない
出汁の「旨味について」講義をして頂きました。

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人の五感の一つに「味覚」がありますが、
この味覚は5種類あり(甘味、酸味、塩味、苦み、旨味)
その中でも「旨味」は1908年に池田菊苗さんが発見
したそうです。

発見したのは日本人だったんですね!

そう、そして我々日本人の食卓に欠かせないものが
「出汁」の旨味なのですが、なんと、かつお節は
日本古来の天然調味料だったそうです。

どういう事かと言うと、味噌や醤油は元々
中国や朝鮮半島から伝来→日本風になり
今に至る、という経緯があるのですが、
生粋の国産と誇れるものが「かつお節」なのだそうです。

知らなかった~!

縄文時代からかつおは日本人の大切な食糧源であり、
それを保存するために干物にしていたようで
それが発展して今に至るとの事なのですが、
世界も認める出汁の文化は歴史もあったのですね。。。

冷凍保存が無かった頃の先人達が
色んな試行錯誤を経てたどり着いた
「煙で燻す」「カビ付け」の方法を発明した事により
生の魚にはない風味を生み出した事は
驚きとしか言いようがない、との言葉に
先人に尊敬の思いとありがたさを感じずにはいられません。

かつお節とは、日本人によって発見され
日本人によって改良され、現在でも広く使われている
日本古来の伝統食品。

そして何といっても酸化防止剤や
防腐剤、着色料などは一切使っていない安心して
使える天然調味料!

しかも天然の出汁の味は身体が喜びます!

さて、今回は実際に「出汁を取る」事も
教えて頂きました。

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「一般家庭では1ℓに対し削り節が
30g(3~5%)前後が目安です」
と言いながらかつお節を入れていくと
「えっ!こんなに入れるの?」
と受講生から声が。

30gって結構量があるんですよね。

でも、だからこそ美味しい!

あとは浮いたアクを丁寧に取ったり
削り節が自然に沈むまでいじらずに待つ事や
決めの細かい布か厚手のキッチンペーパーで
静かに濾すこと、そして濾す時に
押し出したり絞らない事(ついついやってしまいます(笑))。

それをやってしまうと雑味が出てしまうそうです。

因みに濃いめの出汁を取る際は
中火にして数分間、煮出すと良いとの事。

そして削り節の旨味には、非常に多くの旨味、
芳香成分が関わっているため、単一の化学調味料では決して
得られないバランスの良い香りと味やコクの深さがあるそうです。

納得!!!

そしてこの後は出汁の試飲タイム!

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昆布だし、本かつお削、サバ節・・・
そして今回の一押し、皆さん感激したのは
「まぐろ削り」!
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上質なまぐろ節を薄削りにした、上品で
クセがないすっきりした美味しさなのです!!!

「まぐろ削り」の存在すら知らなかったなあ。

その後、合わせ出汁を作り試飲をしたのですが、
皆さんため息の嵐。

ほんと、出汁の旨味は身体から喜びが
溢れます。

出汁の美味しさの秘密は
一つの成分だけではありません。

旨味の主役はイノシン酸だけれど、
その他の色んな成分の相乗効果で全体の味を
引きあっている上、90近くに及ぶ芳香成分
は旨味を引き立てて強く感じさせる作用が
あると言われているそうです。

出汁って日本の宝だなあ、と心底思いました。

(有)まるご食品は削り節を主とした
商品が沢山あるのですが、どれも
本当に美味しいのです。

出汁を取るのが面倒だな、そう思った
あなた、ご安心下さい。

だしパックという、お湯に放り込むだけで
美味しい出汁が作れる商品もちゃんとございますし、
茹でた野菜に和えるだけで
美味しい1品が出来上がってしまうという
「こんかつ」という商品もございます!
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美味しい安全な料理は家庭から。

出汁の美味しさを是非楽しんで下さいね。

そして伝えていきたいですね。







by touhoku_syokuiku | 2018-10-29 12:25 | 食育コンダクター養成講座 初級

牡蠣の生産現場から

10月26日、第六回
食育コンダクター養成講座が行われました。

今回の講座は「生産現場」の水産、という事で
宮城県南三陸町にある
(株)丸壽阿部商店の専務である阿部寿一さんに
お話をして頂きました。

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実は松島、石巻地域は種牡蠣の世界では
有数な生産地なのだそうです。
(それはつまり、全国に宮城県の種牡蠣が出荷、
そして育てられて市場に出回るという事)

美味しい牡蠣は宮城から始まっているのか!
と思ったら、驚きと誇らしい気持ちが沸き上がって
くるのは私だけでしょうか?

震災後は残念な事に牡蠣の生産者も減り
(震災前は1000経営体の生産者が
421経営体にまで激減したそうです)
出荷量も激減したそうなのですが、現在は
少しずつ回復してきているそうです。

さて、今回も沢山の事を教えて頂きました。

食卓に上がる目の前の牡蠣は、食卓に
運ばれるまで1~2年かけて大事に育てられ、
色々な工程を経て私達の元へと届きます。

その工程というものが、思った以上に多いのです!

そして、同じ海でも例えば広島の海と
宮城では海水の成分が違うため、
育て方がまた違ってくる、など、その地域によって
変わってくる事も教えて頂きました。

そして、安全性を高めるために
丸壽阿部商店では牡蠣の検査を
毎日行ってから出荷しているそうなのですが
(検査料がとてもかかるそうです。。。)
この安全と安心を届ける、という思いに感動。

本当に頭が下がります。。。

そして!

丸壽阿部商店では、2016年にASC CoCの
認証を取ったそうです。
(今年4月に石巻の漁協3支所も取得したとの事です。
因みに南三陸町の「志津川支所出張所戸倉かき生産部会」
の認証取得は日本初!)

これは一体どんな認証なのかと言うと・・・。

ASCとは「水産養殖管理協議会」の事で
持続可能な養殖水産物を認証する国際認証制度の事。

一言で表すと「海のエコラベル」なのですが、
環境に配慮した養殖を行っていますよ、という
印でもあります。

そしてCoCとは、非認証の混入を防ぐため
製品がたどってきた経路を遡る事ができるように
追跡できる仕組みを確保しましたよ、という証。

なので、この2つの認証を取ったという事は
環境にも配慮し、安心安全な水産物を
扱って届けていますよ、というものが
目に見えるようになったという事。

認証を取る、という事はとても労力がかかる事と聞きますし、
きっとその取り組みはテレビ番組が出来てしまう位の
ものだったのではないか、と想像します。

それでもその取り組みや、安全性が目に見えるように
なるという事は、消費者にもその想いは
届きやすくなるという事である、と思います。

あとはその事実を知った私達が
知らない方々に伝えていく、という事が
必要なのではないでしょうか。

それは何も知らない相手ではなく、
家族や友人など、大切な周りの人達に
日常の中で伝えていくこと。

まずはそこからなのかな、と思います。

阿部さんがおっしゃっていた
「今の食の世界は安心・安全が後付けになっている」
の言葉は重みがありますし、それを何とかしようと
日々努力をなさっている生産者さんの存在は
とてもありがたく、より「私に何ができるかな?」
と考える良いきっかけにもなっていると思います。
(その1番の答えは美味しく頂く事なのですが(笑))

食を選ぶ際に安心・安全が重要視されたのなら
色んな事が大きく変わり始めるのだろうなあ・・・。

皆さま、これから牡蠣が美味しい季節になりますね。

牡蠣はたった1~2個で、グリコーゲンや
亜鉛の1日に必要摂取量が摂れてしまうのだそうです。

これからお酒を飲む機会が増える季節に
入りますが、自分のため、家族のため、
是非安全性の高い美味しい牡蠣をどうぞ!


さて、今回は講座の後に茶話会を開きました。

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何と何と何と!
阿部さんが殻付きの牡蠣を持ってきて下さったのです!!!

スタッフがその牡蠣を蒸して持ってきてくれたのですが・・・
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お部屋は牡蠣の香が広がり、皆さんソワソワ(笑)。

一人2個づつ頂きましたよ。

で、なんとも有難い事にこの牡蠣は
それぞれ産地が違っていて
食べ比べをする事ができたのですが、
この写真の左側が唐桑のもので
右側が志津川のもの。
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味が違うんです!

阿部さんがおっしゃるにはエサが違うとの事。
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汁までズズズッと頂きました!美味しかったーーー!
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美味しい牡蠣を頂きながら受講生の皆さんの
お話を聞いていたのですが、
家族のために食事をしっかりとしたものを
作りたくて、その「しっかり」の部分を
知りたくて受講された、という方や、
(食品を)知っていて選ぶ事と、知らないで選ぶ事は
違う、と思って受講された方、
自分自身の「食育」と言うものが漠然としていたので
勉強してみたいと思った、などなど、
皆さん色んな思いで受講されたのだな、と
その思いを知る事が出来ました。

これからまだ講座は続きますが、
皆さんがそれぞれ思いを持って受講された
思いの答えになるといいな、と思いますし、
きっとなるだろうな、とも思います。

本当に大切な事って、不思議な事に
目立たない事が多いように思います。

だけど、本当に大切な事って
不思議と自分の中に残っている事も多いように思います。

だから受講されている皆さんが
本当に大切な事を体得して、
大切な人に日々語っていったのなら
それは必ず受け継がれるのではないかな、と思います。

そんな事を思いつつ。

次回は輸入についての講座です!
お楽しみに!






















by touhoku_syokuiku | 2018-10-29 11:05 | 食育コンダクター養成講座 初級

根っこ育て

10月2日、4回目の食育コンダクター養成講座が行われました。

4回目は事例報告、という事で
西多賀チェリー保育園の元園長である
畠山眞咲先生のお話です。
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畠山先生、本当に素敵な方なのです!

ずっと保育に携わってきた先生なのですが、
いつか理想の保育園を作りたいと
思っていた所、西多賀チェリー保育園創設の
お話が来て園長先生になられたそうです。

講座中は、子供たちにとって
食べ物を育て、知り、作って食べる、という
一連の食に携わる事がとても大切である、
という事を色々な角度から教えて頂きました。

保育園内には実のなる木を沢山植えている事や
野菜も勿論育てている事、
味噌や梅干しづくりなど
子ども達だけではなく、親や
地域の方々も交えて様々な事が
行われているそうです!

楽しそう!


そして、野菜嫌いを克服するアドバイスも。

食べないから出さない、ではなく、
根気強く、そして食べさせるための
方法を変える必要がある事や、
知らないもの(よく分からないもの)は
口にしない傾向が強いので、だからこそ
そのものの姿を見せ、一緒に作り、教えながら食べさせる。

親の根気だそうです!

そして何より大人と子供が一緒に
同じものを食べてこそ食育、というお言葉に
食育の根本を見た思いがしました。

まずは身近な大人が「美味しい美味しい」
と言いながら食べる事だそうです!


幼児時代は「根っこを育てる」時。

それはもしかしたら大人になった時
忘れてしまうものなのかもしれないけれど、
それは忘れてしまう位、自分の一部に
なっているからなのかもしれません。

大人になった時、自分自身すら見えなくなるけれど
確かに存在して「あり続けるもの」。

それが形成されるのが幼児時代なのだなと
思いました。

食を通して子供と楽しむ。

全力でそれを行っている
西多賀チェリー保育園の先生方の姿というのは
素晴らしいです。

そして!西多賀チェリー保育園は絵本にも
力を入れているとの事で、
クラスの名前も全て絵本のタイトルから
つけたそうですよ。

最後は先生が絵本を読んで下さいました。

小さなお子さんがいらっしゃる方、
忙しい日々だと思いますが
子供との時間は二度と戻ってきません。

だからこそ、沢山楽しんで下さい。

きっとそれは子供にとっては勿論、
親にとっても人生の栄養になると、
先生のお話を聞いてそう思いました。


さて!次回の養成講座は10月12日。

基本の「だし」についての勉強です。

お楽しみに!



by touhoku_syokuiku | 2018-10-03 09:33 | 食育コンダクター養成講座 初級

自分好みのお茶を入れる

三回目の食育コンダクター養成講座が
9月25日に行われました。

今回のテーマは「味覚」。

味覚の中でも今回は「煎茶」について
学びました。(「味覚」のテーマは2つあり、
もう一つは「だし」についてです)

教えて下さったのは山形にある
(株)岩渕茶舗の社長である
岩淵正太郎さんと、息子さんの
岩淵正美さんです。
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お話を聞いていると、
「美味しくお茶を入れるという事には科学的な裏付けがある」
という事が分かり、とても面白いのです。

煎茶は自分好みに淹れる事ができるのです!
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今日はお茶がお湯の温度によってどれだけ味が変わるのかを
実際にお茶を淹れて味わい、確かめながら進めていきました。
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煎茶はお湯の温度で味がガラリと変わるのですよ!!!

受講された皆さま、その味の違いに
驚かれたのではないのでしょうか。

温度が低ければ低いほど甘く
そして高ければ高いほど苦い。
(講座内ではもっと厳密な温度の事を教えて下さいました)
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その事を知って実際に味わったという事は
自分の好みのお茶の味と、
その味を出すためのお湯の温度を探す事ができるし、
好きな味を出せるという事になります。

これってとってもワクワクしませんか?

更に言うならば、その日の気分に合った
煎茶の味を出せるという事でもあります。

美味しいお菓子がある時は少し苦みが
合った方がスッキリするよね、などなど。。

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岩淵さんのお話をお聞きして
日本人で良かったなあと
しみじみ感じてしまったのは
私だけかもしれませんが(笑)、
1つのお茶の葉で、これほどまでに
バリエーション豊かに味を変えられるって
中々無いと思うのです。

そして自分だけのために自分好みの
お茶をいれたり、家族や友人のために
「今日はどんなお茶がいい?」
とお茶を淹れる時間というのは
とても豊かな時間であると思います。

煎茶の魅力に改めて感動した時間でした。

さて、現在はお茶を淹れて飲まれる方が
少なくなってきているそうです。
(ペットボトルのお茶で済ます方が
増えているとの事)

本当に勿体ない事です。

受講された皆さま、どうぞこれを機に
美味しいお茶を自分のため、
そして家族やお知り合いの方のために
お茶を淹れる時間が増える事を願っています。

ホッとする幸せなひと時を作り出す事は、
食に関わる者としてとても大切な事だと思うからです。

そして!山形に行かれた時は是非
岩渕茶舗(お店の名前は「茶呑み処 いわぶち」)
へ足をお運び下さい!
茶呑み処 いわぶちfacebookページはこちらからどうぞ)
美味しいお茶だけではなく、
美味しいスイーツもありますよ!


さて、次回の養成講座は10月2日(火)です。

次回の講座もお楽しみに!







by touhoku_syokuiku | 2018-09-25 15:29 | 食育コンダクター養成講座 初級

食と心

9月21日に、2回目となる
食育コンダクター養成講座が行われました。

2回目は基礎栄養学の講座だったのですが、
フリーの管理栄養士としてご活躍をなさっている
飯渕由美先生にお話をして頂きました。

実は昨年度より飯渕先生には養成講座でお話を
して頂いているのですが、
色々な管理栄養士としての活動の経験をお持ちで、
その経験に基づいてお話をされているため
お話が本当に面白く、かつ心に残るのです!
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さて、「健康」はとても大切な事であると
誰でも思うと思うのですが、では
「健康とはどんな状態を指しますか?」
と聞かれると、何と答えますか?

色々な難しい定義があると思うのですが、
とても分かりやすい簡単な言葉で飯渕先生が
教えて下さったのが
「身体と心と人の関わりが出来て初めて健康」
という事。


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納得!

その後は「どうしたら健康になれるのか」
というお話をして頂いたのですが、
心と身体は一体だからこそ、心を元気に
保ためには食が大切だし、身体を
元気に保つためには心も大事、という事を
色んなケースを交えて教えて頂きました。

私達は食べる事で生きていて、食べる事を
当たり前のようにしていますが
あまりにも当たり前過ぎるがゆえに
軽視されがちな所があるのかもしれません。

が、より良い人生にしたければ、食を軽視しては
成り立たないと言っても過言ではないくらい
食という世界は大切な事も事実であるのだと
改めて思いました。

人の心を豊かに育てるためにも
人が生き抜く力を育てるためにも
食の力は欠かすことができず、
台所に立つ親の存在というのは
なんて重要なんだろうと思うと同時に、
「でもそんなに大変な事じゃないのよ」
と、上手に手を抜きつつも大事な所を
押さえる食事の方法など、先生のお話は
とても安心するものでもありました。
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今は情報が沢山あるけれど、それを「選択」
する力が大切であるという事や
人によって(年齢によって)食べ方も
食べる量も違うのは当たり前で、
だからこそ自分に合った食べ方を見つける事は
とても大切という事。

それが先生のおっしゃる
「食べ方上手は生き上手」に繋がって
いくのだと思いました。

お話を聞いて勇気づけられた方、
頑張ろうと思った方、多かったのでは
ないかなと思っています。

飯渕先生、本当にありがとうございました!

さて、次回のコンダクター養成講座は
煎茶のお話です。

お楽しみに!








by touhoku_syokuiku | 2018-09-22 22:56 | 食育コンダクター養成講座 初級