とうほく食育実践協会

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食育フェスが始まります!

春らしくなってきましたね。

植物の芽吹きと共に、何となくワクワクソワソワと
嬉しい気分にさせる春の力。

毎年この季節になると
「人間も自然界の一部なのだ」と妙に感じ入ったりもするのですが、
その一方で、そんな気分は感じたいけれどスギ花粉が酷くて・・・
と思われる方が多いのもこの季節。

スギ花粉に悩まされている皆さま、どうか今年もまた
無事乗り切れます様、願っております!


さて、話は変わり、4月からのイベントのお知らせです。

4月より食育実践協会企画の「食フェス」が始まります!

4月だけではありません、5月6月7月8月・・・と続き、
その内容は生産者さんをお呼びし、
その食材を使い
更に生産者さんに語って頂いたうえで
実際に自分達でも作ってみる、という
何とも盛沢山な内容なのです。

実際に生産者さんにお会いして是非、作り手と繋がってほしいという
思いは私達の願いの1つでもあります。

今の時代、生産者さんと繋がる事はなかなかなく、
それは「とにかく安いものを買う」という行動に走る
流れのきっかけになってしまっているのではないかと思うからです。

生活を支える者として安いものを買う事は
悪い事ではないと思いますし否定はしません。

ただ、その本当の中身や作られ方を知った時
恐らく多くの方が「これでいいのだろうか」と
思うように私は思います。

価格と美味しさには理由があります。

その理由を知って選択をするという事は
知らないで選択をするのとは訳が違うと思うのです。

そして、「安いもの」を求める力と流れは
一生懸命に「良いもの」を作ろうとする力を
時として潰してしまう可能性も大いに含んでおり、
だからこそ、一生懸命良いものを作ろうと
頑張っている作り手と繋がってほしいし応援してほしいのです。

そして是非、五感を使って生産者さんが
一生懸命作った食材を味わって下さい!

そして知ったは良いが使い方に不安があったら
勿体ない話なので、食材の使い方もマスターしましょう!

4月から始まる食フェスはそんな企画です!!!

どうぞお楽しみに。

詳しくは
NPO法人とうほく食育実践協会のホームページ
をご覧くださいませ。

お申込みもこちらからどうぞ。
(ホームページの「イベント情報」から食育フェスに移動できます)

皆さまのご参加、心よりお待ち申し上げます!




by touhoku_syokuiku | 2018-03-29 10:18 | 食育フェス

内側にある情熱

3月13日に今期最後の
食育コンダクター養成講座がありました。

最終回に相応しい「食育企画論」について
お話をして下さったのは
青葉短期大学こども学科 准教授の小野瀬剛志先生。

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企画を立てる上で大事な事を
分かりやすく教えて下さいました。

例えば企画を立てやすいものや立てにくいものが
ある事(難易度)や、どんな事に配慮すればいいか、
最初のとっかかりが大切で、その例などなど、
実際にあった成功例や失敗例も交えて伝えて下さった事は
受講生の皆さんにとって、非常に分かりやすかったのでは
ないかと思います。


そして、お話を聞いている中でとても印象的な言葉があり、
それは

「技術(企画の立て方ややり方)は
数をこなしていくと上達していくが
大切なのはどんな問題意識を持って
何を伝えたいか、というその情熱」

というお言葉。

特に最初の方は上手くいかなかったり
するのは当たり前で、そこに留まるのではなく、
どんどん行動していくこと。

それには自分自身の中に「何を伝えたいか」
という情熱が必要で、その情熱があれば
多少失敗したとしても続ける事ができる、
との言葉に、今まで講座でお話をして下さった
生産者さんや専門家の方々のお顔が浮かびました。

毎回どの方もとても情熱的に講義して下さり、
そしてその情熱が私達にも響いて感動した、
という講座時間だったのではないかと思います。

「自分は何を伝えたいか」

今はまだもしかしたら漠然としたものかも
しれないし、「これだ」という強いものが
もしまだ見つかっていなかったとしても、
少しでも「食に関する何か」を伝えたいという
想いがあったのなら、それは大切に持ち続けて
ほしいなと思います。(私自身も大切に
していきたいと思います!)

それはもしかしたら動いているうちに
固まってくるのかもしれないし、
誰かと話しているときに静かに「これだ」
と思うかもしれない。

子どもと接しているときにふと思うかもしれないし
何かの講座を受けている時に強く思うかもしれません。

そして誰かに何かを伝える(企画を立てて
それをやる)という行動は、
特に最初の一歩はとても勇気が必要だと思うのです。

けれども、受講生の皆さんが食について
語って下さる事を心から願っていますし、
もしそのきっかけがほしかったり
迷ったりしたときは、是非食育コンダクターのいる
食Labに遊びにきて相談してもらえたらと思います。

きっと皆、喜んで相談に乗ってくれますよ!

食の世界は多面性があります。
(どの世界もそうかもしれませんが)

どの部分を選び、伝えていくかは人それぞれだと思うのですが、
受講生の皆さんがご自身を通して発信していく「何か」を
とても楽しみに待っております!

受講生の皆さま、お疲れ様でした!
食育コンダクター養成講座を通して出会えた事に
感謝しますし、これからも応援していますね!
















by touhoku_syokuiku | 2018-03-19 17:04 | 食育コンダクター養成講座 初級

大切な記憶

こんにちは。

ブログの更新が前後してしまったのですが、
2月16日に13回目の食育コンダクター養成講座が行われました。

今回は環境の話、という事で「石けん」について
高崎かおり氏よりお話を頂きました。

さて皆さん、「石けん」というとどんなイメージがありますか?

実は私、この活動をするまで「石けん」は身体を洗う
(もしくは手洗い)ものしか「石けん」という認識が
無かったのです。

そのため、「石けん」を使いましょう=身体を洗う用の
固形石鹸を使う、というイメージしかありませんでした。

ところが、実は石けんは色々な「洗う」に活躍したのです。

身体を洗うは勿論
洗濯
シャンプー
歯磨き粉
家の中の掃除・・・などなど。

私達の協会は「石けん」を使う事を大切に思っているのですが、
それがどうしてなのか、それを分かりやすく、高崎さんは
紙芝居などを交えて教えて下さいます。

今、洗濯をする時、多くの方は合成洗剤を使われて
いるのではないでしょうか。

確かに回りを見渡せば、お店の洗剤コーナーは
合成洗剤だらけですし、テレビのCMにも
合成洗剤はよく出てきますね。

香りの種類も沢山増えました。

香りの強さも強いものも昔に比べて多くなりました。

それと同時にその科学的な臭いに反応を示し
体調を崩す方も増えているといいます。

そして石けんの洗剤を扱っているお店はごくわずか。

でもあえて「石けん」を使うのは何故なのか?

私の勝手ながらの推測ではありますが
石けんを使っている方は「環境に優しい」
という理由が圧倒的かもしれません。
(石けんは水の量が増えると界面活性剤の力が無くなり、
分解されやすいため、環境に負荷を与えません)

もしかしたら、家族にお肌の弱い方がいらして
石けんを使っている方もいるかもしれません。

けれど、それらも大切だけれど、
その先がもっと大切だと高崎さんは言います。

それは
「五感を使う事」。


石けん=なぜ五感?

何故なら石けんは
「自分達の汚れに対して石けんの量を
自分で調節しなければならない」
からです。

あと最も大切なのが
「石けんを使う事によって大切な
匂いという記憶を守る」
と、いう事。

洗濯物の汚れは各家庭で全く違いますし
その日によっても変わってくるため、
その汚れに対して目で見て感じて
自分で調節する、その感覚が大切で
ある、と高崎さん。
(石けんは泡立ちをみて、石けんの量を
自分で調節する必要があるからです)

確かに現代人、自分で考えなくなってきて
いると言われていますから、その中の一つに
日常の「洗濯」も含まれているのかもしれません。。。

そしてもう一つの
「大切な匂いという記憶を守る」
という事。

今、本当に「どうして?」と思う位
化学的な香りに溢れていますね。

洗剤や柔軟剤でも「なぜにここまで?」と思う位
強く、そして長く続くものが出ていますし、それを
良しとして発売するCMもあります。


話は少し変わりますが、赤ちゃんや子供は
お母さんの匂いがとても大好きです。

因みに赤ちゃんは、生まれて授乳されたり抱っこ
されたりしてるうちに母親の匂いを覚え、
「この匂いの人はお母さんだ」と記憶し、
そのプロセスは母親と赤ちゃんの関係性を結ぶ上で
とても重要なものとなります。

お母さんだけの話ではありません。

お父さんの匂い、
おじいちゃんの匂い、
おばあちゃんの匂い・・・。

少し想像してみて下さい。

もしその大切な匂いが、洗剤や柔軟剤でもし邪魔を
されているとしたら?

匂いとは、生命力であると私は思っています。

ちなみに余談ですが・・・、
人は無意識のうちに自分のパートナーを選ぶ際、
匂いで決めている割合が実は多いって知っていましたか?

だからこそ、子供たちにはどうかその生命力を感じる力を
人間が作り出した科学的な香りではなく
自然や生活の中で感じ取ってほしいと
高崎さんのお話を聞いて切に思いました。

葉っぱの青臭い匂いや、野に咲く花の匂い、
土の匂いやお日様の匂い、そして季節の匂い。

料理する匂いや果物の匂い、野菜の匂い。

そして何より大切な人の匂い。

そんな生きる上で、とても大切な記憶となる
匂いを守るためにも、石けん生活はあると、
高崎さんからのメッセージでした。

高崎さんのお話はとても力強くて
聞いている方を虜にするものがあると
私は思うのですが、それはきっと高崎さんご自身が
自分の中にしっかりとした大切なものがあり、
それを伝えるために色々と行動を
してらっしゃるからなのだと思います。

食育コンダクター養成講座を受講された方も
沢山の刺激を受けたのではないでしょうか?

私のブログで書いている事は、お話された事の
ほんの一部分です。

この養成講座は一人でも多くの方に聞いて頂きたいと
いつもいつも思っているのですが、それは
生産者さんの思いや今まで知らなかった事を知り、
それによって自分の選択を変える事が出来るようになるから、
という事も勿論ありますが、個人的に、お話して下さる
講師の方々の人間性というか、情熱に触れる事は、
もしかしたら受講生さんの人生を変えるスイッチに
なりうるのではないか、と思っているからです。

それ位皆さん情熱にあふれている方たちで、
「情熱大陸」とか「プロフェッショナル」とか、
そんな番組に出てもおかしくない位の方々だと
私は本気で思っています。

今年度のコンダクター養成講座もあとわずか。

もし、ブログを読まれている方で興味を持たれた
方がいらしたら、18年度の養成講座を
是非是非是非!受講される事をお勧めいたします!












by touhoku_syokuiku | 2018-03-04 11:52 | 食育コンダクター養成講座 初級